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動脈瘤1
動脈瘤2
動脈瘤とは?
段落 一口に大動脈瘤といっても、発生する場所や形により様々です。
腹部にできる腹部大動脈瘤、胸部にできる胸部大動脈瘤、胸部から腹部にまたがってできる胸腹部大動脈瘤などがあります。

段落 動脈瘤は血管の老化現象である動脈硬化が原因となる場合が多いと言われています。
つまり、歳をとると誰でもこの病気になる可能を持っているのです。特に、動脈硬化を促進する原因:喫煙、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などを持っている方は可能性が高くなります。

段落 しかしながら、ほとんどの動脈瘤は無症状です。
従って、他の病気のために検査をした時、偶然発見される場合が多く、逆にいうと検査をしなければ発見されることはありません。動脈瘤は無症状というところに、落とし穴があります。しかも、健康診断などで行われている胸部レントゲン検査では、動脈瘤があっても発見されない、見逃される場合が多いのです。仮に、病院に行って、"動脈瘤が心配なので、検査して下さい"と頼んでも、せいぜい胸部レントゲンを撮られて、心配ないと言われることが多いようです。本来であれば、動脈瘤の診断に欠かせないCT撮影を行って、動脈瘤を発見しなければなりません

段落 なぜここまでして、症状もなく、何の問題もない動脈瘤を
わざわざ発見しなければならないのでしょうか。
それは、大動脈は通常直径が2-3cmですが、ある一定の大きさ(5〜6cmといわれています)を超えると動脈瘤と呼び、この大きさになると血管が破裂する可能性が増大します。
動脈が破裂すると体内に大出血を起こし、手術を行っても救命することが困難になります。従って、無症状の動脈瘤を発見し、破裂する前に手術を行うことが重要となります。動脈瘤の治療の目的は、まさに、この破裂の予防に他なりません。


段落 では、どうやって動脈瘤を発見すればよいのでしょうか。
これには、動脈瘤の治療実績がある医師を受診し、定期的に(少なくとも半年に一度)胸部および腹部のCTを撮影し、大動脈に異常がないことを確認するのが良いでしょう。最近は胸部レントゲンだけの健康診断に代えて、胸部CTを健康診断の方法に用いた方が良いという意見が医師の間でも出ています。胸部CTを全ての人に行えば、無症状の動脈瘤は今以上に発見され、動脈瘤破裂による突然死が大幅に減少することになるでしょう。
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